越後駒ケ岳(えちごこまがたけ)-新潟県【日本百名山】

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越後駒ケ岳の概要

越後駒ケ岳

越後駒ケ岳は新潟県の南東部に位置し、中ノ岳、八海山と合わせて越後三山と呼ばれています。越後三山の最高峰は標高2,085mの中ノ岳ですが、登山家であり日本百名山の著者でもある深田久弥氏が越後三山の中でも一番立派だからという理由で越後駒ケ岳を日本百名山に選んだように、四方に尾根を延ばした堂々とした貫禄ある姿でそびえたつ花々と展望が魅力の山が越後駒ケ岳です。

冬季は豪雪地帯で、初夏には多くの残雪を抱き、雪解け後には高山植物が登山者を魅了し、秋には紅葉で染まります。山頂からは越後の山らしい穏やかな笹原と灌木(かんぼく)の尾根が魅力で山頂からは越後の名山が見渡せ、信越地方でも屈指の名山です。越後駒ケ岳の「駒」とは馬のことで山の形が馬に見え、春の雪解け時には残雪が馬の形に見えることからその駒ケ岳という名前が付けられました。

1月:冬山2月:冬山3月:冬山
4月:冬山5月:残雪6月:新緑
7月:8月:9月:
10月:紅葉11月:冬山12月:冬山


越後駒ケ岳へのアクセス情報

クルマでのアクセス
・関越自動車道 小出IC → 国道291号 → 県道70号 → 国道352号(下道計26km) → 枝折峠
枝折峠駐車場
約50台を駐車できる無料駐車場でトイレも併設されています。枝折峠駐車場が満車の場合には前後にある退避スペースがありますのでそこに駐車することもできますが、あくまで退避スペースですので他の車両の通行を妨げないようにしっかり端まで車を寄せて駐車するようにしましょう。

関越自動車道の小出ICを降りてから右側の湯之谷・尾瀬方面に進みます。国道291号を500mほど進み小出IC干溝入り口交差点を左折し県道70号に入り、吉田交差点で右折して国道352号に入ります。吉田交差点から1kmほど進むとコンビニはなくなりますので水や食料の補給はコンビニを見かけたら早めに済ませておきましょう。湯之谷温泉郷を抜けて県道512号との分岐を超えたあたりから道幅が狭くなりカーブも多くなりますので夜間などは特に注意して進みましょう。退避所を抜けると目的地の枝折峠の駐車場に到着します。

公共交通機関でのアクセス
・小出駅 → 南越後観光バス (700円) → 枝折峠頂上バス停

バスは7月から10月中旬までの日曜祝日のみ1日1往復の運行です。往路では小出駅6:30出発、枝折峠頂上に7:30到着。復路では枝折峠頂上16:35出発、小出駅17:40到着です。
運航スケジュールは2018年度のものであり、変更されていることもありますので事前に確認しましょう。



越後駒ケ岳のオススメ登山コース

越後駒ケ岳登山データ
オススメシーズン:7月上旬~10月中旬
登山難易度:中級
日程:1泊2日
歩行時間:1日目5時間45分 2日目3時間45分
総距離14.2km
スタート地点標高1,061m
最高地点標高:地点名2,003m
最大標高差:942m
モデルコース:(1日目)枝折峠 → 明神峠 → 道行山 → 小倉山 → 前駒 → 駒の小屋 → 越後駒ケ岳 → 駒の小屋(1日目ここまで) → (2日目)前駒 → 小倉山 → 道行山 → 明神峠 → 枝折峠

枝折峠からスタートし、越後駒ケ岳山頂の東にある駒の小屋(避難小屋)に泊まり、1泊2日の行程での登山になります。1日目は枝折峠から登山道に入り明神峠を目指します。明神峠からは明神尾根をたどり、小ピークをいくつか超えて道行山へ。道行山の北で道行新道を合わせて西へ進み、灌木の中を上登ると小倉山分岐につきます。分岐からは南に進み池塘のある草原が広がる百草ノ池付近を過ぎると傾斜が増えてきます。灌木や笹の中を進み前駒を超えると岩に覆われた急傾斜の道をペンキ印に従って登ると台地上に立つ駒の小屋に到着します。ここに荷物を置いていけば越後駒ケ岳山頂まで登りで30分ほど。山小屋に戻って一泊してから枝折峠まで戻ります。

駒の小屋で一泊してから早朝に越後駒ケ岳まで登ってご来光を見るというプランもありますが、暗い道を進むため、ヘッドライトは必須アイテムになります。また、駒の小屋は山小屋ではなく避難小屋であるため基本的に管理人は滞在しておりません。そのため食料等は持参しなくてはいけません。寝具は薄手の毛布しかないためシェラフは持っていきましょう。また、駒の小屋付近でテントを張っての宿泊もできます。



越後駒ケ岳の休憩スポット

山小屋

駒の小屋避難小屋のため素泊まりのみです。薄手の毛布は備え付けてありますが夏場でも夜は冷えるのでシェラフは持参しましょう。小屋周辺にはテントを設置するスペースもあります。越後駒ケ岳頂上から近いためご来光登山もオススメ!
駒の小屋宿泊協賛費 1泊2000円 テント1貼500円。

水場

駒の小屋脇と小屋から2~3分下ったところに水場があります。しかし、駒の小屋までは約5時間近く水場がないので夏場は特に十分な水分を用意していきましょう。

越後駒ケ岳下山後のオススメスポット

温泉

交流センター ユピオ大湯公園の一角にあるピラミッド型の複合施設です。弱アルカリ単純泉のお湯が肌に優しく登山の疲れも優しく癒してくれます。施設内には湯ったり停という休憩スペースがあるので仮眠をとることもできます。
料金:日帰り入浴500円。アクセス:関越自動車道小出ICからクルマで15分。営業時間:10:00~18:00(入浴受付は17:30まで)



参考
岡 陽子(2017)『日本百名山クルマで行くベストプラン』 JTBパブリッシング.
オセアニア・メディア・クリエーションズ(2018)『日本百名山トレッキングコースガイド』 昭文社.

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